平日は仕事ばかりで休みの日はリフレッシュしたい。休みの日ぐらいは自分の時間を使いたい。以上のような方はいませんか?近年、趣味へ没頭できる点や自分と向き合い、充実した時間を過ごせる点から一人旅は注目を集めています。2023年にGoogleが行った調査によると、一人旅をする人の割合は、9.5%から21.3%と約2.3倍にまで増加しています。
【関西】一人旅におすすめの温泉・旅館5選!!
温泉は血液循環が良くなり組織がリフレッシュされ、疲れがとれやすい点で一人旅に最適です!この記事では、一人旅におすすめの「関西エリア」の温泉・旅館を紹介していきます。
1. 白浜温泉(和歌山県)
出典:南紀白浜観光協会
白浜温泉(南紀白浜温泉)は、和歌山県西牟婁郡白浜町にある日本三古湯の1つです。斉明、天智、持統、文武天皇をはじめとした宮人たちも訪れたことでも有名で、飛鳥・奈良の時代から1300年余りの歴史を持つ由緒ある温泉観光地でもあります。
楽天トラベルが発表する「関西の人気温泉地ランキング」では、堂々の1位に輝いています! 温泉街の目の前には美しい海が広がっており、客室や露天風呂から海が見える絶景自慢の温泉宿が多数あることが魅力的なポイントです。また、周辺にはきれいな白砂のビーチ「白良浜」も広がっています。波の音から出ているマイナスイオンを浴びることで血行が促進し、体内の酵素が増え、気分も晴れやかになることが期待できるでしょう!
2. 有馬温泉(兵庫県)
出典:楽天トラベル
有馬温泉は、兵庫県神戸市北区有馬町にある日本三古湯の1つです。平安時代の『枕草子』や室町時代の『万里集九』では三名泉の1つとして、江戸時代では林羅山が天下の三名泉の1つとして評価されています。また、江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関に格付けされた歴史ある温泉になります。
有馬温泉には、グルメポイントがぎゅっと凝縮されている店舗が並んでおり、散策しやすい温泉街となっています。立ち寄り湯「金の湯」周辺や、レトロなお店がずらりと並ぶ坂道「湯本坂」などには、食べ歩きの人気店が集中しているのも大きな特徴です。
3.城崎温泉(兵庫県)
出典:楽天トラベル
城崎温泉は、兵庫県豊岡市城崎町にある温泉です。平安時代以前から知られる長い歴史を持ち、江戸時代には海内第一泉と称され、今もその碑が残っています。有馬温泉、湯村温泉とともに兵庫県を代表する温泉の1つとされ、志賀直哉(「城の崎にて」著者)をはじめとする多くの文人墨客に愛されてきました。
城崎温泉では、駅が「⽞関」、道は「廊下」、宿は「客室」、そして7つある外湯(公衆浴場)は「⼤浴場」といったようにまち全体が⼀つの⼤きな温泉宿に例えられます。一度浴衣に着替え、リラックスして街へ繰り出せば、あなたもこの世界の登場人物として湯めぐりできること間違いないでしょう。1925年の大震災後、復活を遂げることに成功しました。その結果、現在では古い街並みを残しながら、カフェ・食べ歩きスポット・おみやげ屋が充実する散策が楽しい温泉街となっています!
4.おごと温泉(滋賀県)
出典:おごと温泉観光協会
おごと温泉(雄琴温泉)は、滋賀県大津市苗鹿・雄琴にある滋賀県最大の温泉地です。最澄によって開かれたと伝えられており、約1200年の歴史を持つ由緒ある温泉でもあります。また、全国でも珍しい日の出が楽しめます。目の前に広がる琵琶湖を一望できる露天風呂に浸かりながら眺める日の出は絶景まちがいなしです!
比叡山の山麓沿いに建てられているため、琵琶湖など眺望にも優れています。周辺には比叡山延暦寺とその門前町坂本、日吉神社、堅田の浮御堂、園城寺(三井寺)、紫式部で有名な石山寺など歴史ゆかりの文化財が多いのも大きな特徴です。中でも、おごと温泉観光公園では、pH値9.0という高いアルカリ性単純温泉の足湯が無料で提供されています!お肌の角質を溶かし、入浴後の滑らかなお肌になることを実感できるでしょう!「美肌の湯」と言われている温泉は、身体への刺激が少なく、お肌の弱い方や妊婦さんにも安心してご入浴いただけますよ。
5.夕日ヶ浦温泉(京都府)
出典:じゃらんネット
夕日ヶ浦温泉は、京都府京丹後市網野町浜詰にある温泉地です。別名:浜詰温泉とも呼ばれています。温泉街の目の前には日本海が広がり、海に沈む夕日の美しさは「日本の夕陽百選」にも選ばれています。また、その絶景の夕日と海を望む宿が多く、リゾート気分と海の幸料理を楽しめることも大きな特徴です。
泉質は、おごと温泉と同様のアルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、五十肩、疲労回復、うちみ、慢性消化器病などに対して効能があります。また、海の幸料理は名のしれた冬の風物詩、松葉ガニが絶品です!人気が高いことから、「かにの季節を問わず、食べたいときに食べたい!」という方のために、一年を通してかに料理を提供している宿も数多く存在しています。
~番外編~ 一人旅でおすすめのリラックス方法3選!
ここからは、+αでさらにリラックス効果を高められる方法を3個紹介していきます。どれも効果が高いものになるので参考にしてください!
1. 落ち着いた環境で食事をすること
「落ち着いた環境?」と疑問に感じた方も多いかと思います。レストランの個室などで食事をした時を思い出してみてください。普段よりも落ち着いた雰囲気で食事をできた気がしませんか?実際、落ち着いた環境での食事は自律神経のバランスを整えると言われています。
しかし、ひとりだと食べることが楽しみではなく、「ただの作業」になりがちで、バクバクと短時間で食べてしまうため、交感神経がフル稼働になってしまいます。
一人旅は、自由気ままに自分の時間を楽しめる機会です。そのため、部屋食など個室がいいのか、駅ビルの飲食店がいいのかなど、SNSを利用してリサーチしてみてください!
2. 自然に触れる
「森林浴」はリラックス効果があると注目されていることはご存じでしょうか。森林浴には以下のような3つの癒し効果があると言われています。
①「目」で感じる
日常生活において、スマートフォンやパソコンの利用で眼精疲労していませんか?森の色である緑色にはリラックス効果があります。見ることでリラックスしたときに働く副交感神経の活性化につながり、疲れた目を休ませてくれます。
②「耳」でリラックスする
森には1/fゆらぎという、心臓の音に似た自然が生み出す独特のリズムが流れているのはご存じでしょうか。高周波音といわれるホワイトノイズが脳の活性化をうながすので、リラックス効果がみこめます!
③「鼻」で香りを感じる
森林に入ると独特の香りがしませんか?これは、もともと植物自体が自己防衛、殺菌のために葉から放出している香りといわれています。日常ではハーブやアロマなどで、殺菌作用としても利用されています。
その他にも、マイナスイオンで満たされた環境はリラックス効果が高いと言われています。海や雪山、滝の近くなどでは「快楽ホルモン」といわれる”エンドルフィン”や”セロトニン”が分泌され、血行を促進されます。その結果、体内の酸素が増えてリラックス効果が高まるので、自然に触れることは非常におすすめです。
3. 湯船によく浸かる
LINE株式会社が2020年に約5000人のLINEユーザーを対象に『シャワー派?湯船派?みんなのお風呂事情』という調査が行われました。普段の入浴方法では、「シャワー派」が52%、「湯船派」が47%という結果が出ています。普段では、入浴をさっと済ませる人が少し多い傾向が見られますね。ここでは、一人旅というゆっくりできるタイミングでは、湯船につかり疲れを取ることをおすすめします。
入浴すると体温が上がり、新陳代謝が高まります。これによって、身体のなかに溜まった老廃物や疲労物質が体外へと排出されやすくなります。さらに、血液により身体の隅々まで酸素や栄養素が運ばれ、身体がスッキリして疲れなどが和らぐのも大きな特徴です。
また、身体が温まると筋肉や関節部の緊張がほぐれていきます。家でのパソコン作業やデスクワークなどによって溜まった肩や腰の痛みに悩んでいる方も多いかと思います。これらの痛みは、筋肉の緊張によっておこるため、入浴することで改善する可能性が高いです。そのため、一人旅では湯船につかることを意識してみてください!
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